勘定科目リファレンス

簿記会計の勘定科目に関する用語解説を仕訳例とともに掲載しています。

敷金

[読み方]しききん [カテゴリ]固定資産(投資等)
[英語]Lease deposits

敷金とは

「敷金」とは、不動産の賃貸人が、賃料その他の債権を担保するために、契約成立の際あらかじめ賃借人から賃貸人に支払われる金銭のことをいいます。敷金は権利金とは異なり、賃貸借契約が終了すれば、賃借人に債務の不履行がない限り、通常は無利息で返還されるものです。敷金とほぼ同じ意味で保証金という言葉を使うこともありますが、内容は同じです。

償却条項のある敷金

敷金や保証金という名目であっても、「明渡し時に30%償却する」といった償却条件付きの契約があります。これは、「30%を返還しない」という事と同じですから、その部分は「権利金」勘定を使います。

仕訳例

  1. 建物を賃借し、敷金600万円を支払った。
  2. 借方 貸方
    敷金6,000,000
    現金6,000,000
  3. 退去時に、敷金600万円から原状回復費用300万円が差し引かれて返金された。
  4. 借方 貸方
    現金3,000,000
    修繕費3,000,000
    敷金6,000,000
  5. 50%の償却条項がある敷金1,000万円を支払った。
  6. 借方 貸方
    保証金5,000,000
    権利金5,000,000
    現金10,000,000
  7. 上記の権利金を償却した(5年償却)。
  8. 借方 貸方
    権利金償却1,000,000
    権利金1,000,000

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