勘定科目リファレンス

簿記会計の勘定科目に関する用語解説を仕訳例とともに掲載しています。

裏書手形

[読み方]うらがきてがた [カテゴリ]流動資産
[英語]Endorsed notes payable

手形の裏書きとは

受け取った手形は、第三者に讓渡することができます。この場合、手形の裏面に手形を讓渡する者が署名押印をします。これを「裏書き」といい、裏書きされた手形を「裏書手形」といいます。

手形の裏書きをしたときの勘定処理としては、単に「受取手形」勘定を減額するのが最も簡単な方法です。しかし、裏書きした手形が不渡りになった場合は、裏書きした者にも手形代金の償還義務が生じます。そこで、このような偶発債務を記録するために「裏書手形」勘定を設定し、計上する方法もあります。この場合は受取手形を減額する代わりに裏書手形を増額する、または受取手形を減額するとともに、裏書手形を増額し、その相手勘定を「裏書手形見返」として処理します。

仕訳例

  1. 手形を裏書きして他社の支払いに回した(偶発債務を記録しない方法)
    決済時は仕訳なし
  2. 借方 貸方
    買掛金1,000,000
    受取手形1,000,000
  3. 手形を裏書きして他社の支払いに回した(裏書手形勘定を用いる方法)
  4. 借方 貸方
    買掛金2,000,000
    裏書手形2,000,000
  5. 裏書きした手形を決済した(裏書手形勘定を用いる方法)
  6. 借方 貸方
    裏書手形2,000,000
    受取手形2,000,000
  7. 手形を裏書きして他社の支払いに回した(裏書手形見返勘定を用いる方法)
  8. 借方 貸方
    買掛金1,500,000
    裏書手形見返1,500,000
    受取手形1,500,000
    裏書手形1,500,000
  9. 裏書きした手形を決済した(裏書手形見返勘定を用いる方法)
  10. 借方 貸方
    裏書手形1,500,000
    裏書手形見返1,500,000

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